広島お好み焼きサミット

 「広島のお好み焼きは料理である。」「広島のお好み焼き店はサロンである。」
 広島の人はお好み焼きのことを話し出したらとまりません。そんな広島の人が
 大好きなお好み焼きについて語ったり、広島のことをお話するのが「広島お好
 み焼きサミット」です。
 広島お好み焼きサミットの会場はもちろんお好み焼き店、県内のお好み焼き店、
 あるいは全国各地のお好み焼き店でお好み焼きサミットのメンバーは食べ歩き
 ます。
 

お好み焼き店は近所のサロン

 記念すべき第一回のおこサミ会場の設定はかつおが担当することとなりました。
 最初に、メンバーの紹介を少ししておきましょう。発起メンバーは、三人。
 「ほっけ」「親方」「かつお」です。この三名に加えてアドバイザー的立場か
 ら「シャオヘイ」さん「安藤トロワー」さんも加わり楽しいおこサミが開催で
 きそうです。また、「アーメイ」さん「チーメイ」さんもメンバーになって頂
 きました。
 
 「ほっけ」はメンバー最年少でありながらおこサミのリーダー的存在です、そ
 してアイディアマンでもあります。おもろいおばちゃんのいるお好み焼き店対
 決、わがままのきくお好み焼き店対決などさまざまのおこサミ企画をだしてく
 るのです。ただ、対決と言う言葉が好きなだけなのかもしれません。次回の会
 場は、ほっけが設定するのですが今から楽しみです。お店の名前が「対決」だ
 ったりして。
 続いて「親方」、名前からしてどこかの相撲部店の人かと思ってしまいますが、
 実は相撲取りにも引けを取らないほどの巨漢です。某カレー店2Kgカレーの早
 食い広島県記録保持者でもあるんです。しかし、とても気の優しい親方です。
 あまり怖がらなくても大丈夫ですよ。ちょっと汗かきですが。
 「かつお」こと私は、魚のかつおと時々間違えられます。イントネーションが
 違うんですね。別に町を泳いでいるわけではありませんが、私を町で見かけた
 とき「かつおさん >゚)))彡」て呼びかけないでね。おこサミの永久議事録係り
 です。>゚))彡
 食のアドバイザー「シャオヘイ」さんはお好み焼きを料理と言う角度からいろ
 いろ語ってくれることでしょう。そして、「安藤トロワー」さんは広島の文化
 や生活の立場から面白い話が聞けそうです。

 では、第一回おこサミの始まりはじまり。広島でも超デープな「友田」が今回
 の会場です。あらかじめ丁寧に道順を描いた紙をFAXでメンバーへ連絡し準
 備は万全と思われたが、約束の時間になってもほっけも親方の会場に現れませ
 ん。待ちくたびれた私は、「おばちゃん、そば肉玉先に焼いてちょうだい」と
 先に注文しました。焼き始めて、ドア(ドアと言うほどいい入口ではない)が
 開いた、私はやっと来たかと振り向くと、そこには近所の可愛い女の子がお好
 み焼き代を入れた小さな袋を持って入って来ました。注文しておいた「お好み
 焼き」を取りに来たのです。おばさんは包んで置いた「お好み焼き」を手渡し、
 「気をつけて帰るンヨ」とその子を見送りました。広島のお好み焼き店でよく
 見かける場面でした。
 それにしても遅い、と思いながら既に出来あがったお好み焼きを食べ始めた、
 その時、ほっけと親方が「かつおさん、こりゃーわからんで」と言いながら入
 って来た。私の描いた地図が悪かったのか、たどり着くことが出来て「ほっ」
 とした私でした。
 「かつおさん、この地図の箸とか茶碗とか記号ばっかりで分からんかったで」
 (この地図の秘密を知りたい方はメール下さい。)

 ほっけは「そば肉玉」を親方はもちろん「そば肉玉ダブル」を注文した。
 「友田」の鉄板はそんなに大きくありません、四人座ればいっぱいになってし
 まいます。鉄板の大きさはこたつぐらいの大きさです。たぶん、「友田」開店
 のころは練炭で鉄板を暖めていたのではないかと思います。最近、オープンし
 たお好み焼き店の鉄板はとても大きく、8人以上で囲んで食べることができる
 店もあります。
 親方がビールを注文。まず一本。
 「第一回お好み焼きサミットを祝して。」(そうは言っていないぞ!!)
 「かんぱーい。」
 (この時点ではお好み焼きサミットと言う名前はまだ決まっていませんでした。)

 お好み焼きは鉄板で食べるのが一番美味しいのです。最初のうちはコテを上手
 く使うことができませんが心配することはありません。私はコテ恐怖症で、コ
 テが歯に当る感触がイヤでなかなか鉄板で食べることができませんでした。ま
 た、几帳面な??私はお好み焼きを綺麗に切って口に運ぶまでに上に乗ってい
 る玉子がポロっと落ちたり、最後に残ったお好み焼きをなかなかうまく乗せら
 れなかったりで悪戦苦闘の日々でした。しかし、コテと友達になるとこれがま
 た楽しいのです。

 お好み焼きを食べる時のおばちゃんとの会話も楽しい。特に、「友田」のよう
 なお店には歴史があります。昔の常連さんが遠くから食べに来てくれた話やお
 ぱちゃんの若かったころの話や同窓会の話は面白かったよ。おばちゃん。ここ
 は、サロンとして近所の人が集まる場所だったのです。
 
 シャオヘイさんへ電話。「友田にいるからきんさいや」
 お好み焼きを押える道具のことを何と言うのか知りませんが、「友田」のそれ
 からも歴史を感じます。丸い押える道具の中央部からでている持つ所がトラン
 ジスターラジオ(ここはトランジスターラジオじゃないとダメなのです)のア
 ンテナの用にニョキっと伸びいかにも手作りって感じがいいのです。
 しばらくするとシャオヘイさんとアーメイさん登場。お店は満員御礼。
 またまた、ビールを取り出し「かんぱーい!!」
 お好み焼きは生地、やさい、肉などを重ねて焼く料理方法なのはわかっていま
 すがこの順番にもその店々で違います。特に、ソバ(うどん)の位置がどこに
 来るかで二分することができます。
 「おばさん、ビール、もうないんじゃけど」
 するとおばさんは家の中に有るビールを持ってきてくれました。うれしいね。
 
 それにしても、鉄板でみんなで食べるお好み焼きは美味しい。ふうふう、パク
 パク、ワイワイ。第一回のお好み焼きサミットは行列の出来るようなお店では
 ありませんが、生活感が有り近所のサロン的存在のお店「友田」を実感しなが
 ら閉幕しました。
 おっと、その前に「友田」で食べたお好み焼き代はアーメイさんのおごりとな
 なりました。「アーメイさん、ご馳走様。」(メンバー一同)

(この「おこサミ」号外は不定期にお届けします。)