たまには夜空を(蚊に食われつつ)

 今年の梅雨は長かったですね。おかげで涼しかったのですが、いよいよ暑い夏。
 エアコンで冷えた体を温めついでに(?)たまには外で夜空を見てみましょう。

 流星を見るならばペルセウス流星群が極大になる13日前後の夜半以降がお勧め
 です。毎年この季節に極大になるこの流星群は、放射点がペルセウス座にあるこ
 とからそう呼ばれます。比較的空の暗い場所でぼんやり空を眺めていると、とき
 どきスッと星が流れるのが見えるでしょう。いつまでも見上げていると首が痛く
 なるので、街灯などが直接目に入らないところで地面かベンチにごろっと寝転ん
 で見るのが一番楽です。

 さらに、13日の深夜(14日の午前1時頃)は地球に大接近中の火星と月が並ん
 で見えるようです。月の直径の2倍くらいのところに赤く輝く火星がみえるはず。
 ちなみに、火星は8月27日に地球と5576万Kmともっとも接近します。天体望遠
 鏡を調達して覗いて見ましょう。小さな天体望遠鏡では火星を眺めてもがっかり
 するほどぼっとしか見えませんし、21世紀最大の大接近でも木星よりも小さい
 んですが、でも木星の表面の筋と衛星、土星の輪と並んで、形がわかるという点
 で、火星も貴重です。夜半以前に火星が高い位置で見えるのは最接近以降ですか
 ら、9月も観測にはいいタイミングらしいです。

 火星といえば高校の頃、教室の机に火星の天体写真が入っていたことがありまし
 たっけ。たぶん誰かが自分の天体望遠鏡で撮影したものだったのでしょう。けっ
 こう上手に写っていて赤い火星の表面に白い極冠とか黒っぽい模様が見えました。
 しばらく放っておいたんですが、ある日、手紙が入っていてその写真はなくなっ
 ていました。その手紙には「写真を置いておいてくれてありがとう、へたくそな
 天体写真ですが大事なもの」と書いてありました。かわいい丸文字の手紙だった。
 ふーん。女の子がとったものだったんだ。(遠い目をして、感傷にひたるナ!)

<データ>
 8月13日 午後1時くらい ペルセウス座流星群 極大
 8月14日 午前1時くらい 火星と月の接近 
 8月27日         火星 最接近