アビ魚

  アビは国の天然記念物であり、昭和39年07月に広島県代表鳥(県鳥)に指定さ
  れた。

  あびは毎年1月上旬より渡来してくるが、その頃多くのイカナゴが網代近くに
  集まり、波面に群れをなしている。また、その時期は鯛の産卵期であり海底に
  は多くの鯛が集まっている。これら符節を合わせたように集まってくる「鯛・
  スズキ」「イカナゴ」「あび」であるが、あびはイカナゴが好物で、あびの群
  れはイカナゴを追い、その群れを取り囲み、円陣をつくりながら水面または水
  中で捕食する。追われるイカナゴは水中深く沈下し、狂ったように乱舞する。
  イカナゴを捕食する鯛・スズキは、この様子に色めきイカナゴを追い求める。
  イカナゴが激しく上下することにより鯛・スズキのクイを誘発させるのである。
  この理を利用した一本釣りを「あび漁」とよんでおり、この漁法のポイントは
  あびの活動にある。このため、あびの保護には神経をつかっており、鳥を怖が
  らせるような行為は厳に禁じている。漁季は春分より八十八夜までといわれ、
  あびは五月中旬には北方に帰っていく。(豊浜町ホームページから)