空港で女性が飛行機の待合せ時間にクッキーと本を一冊購入し、クッキーを
テーブルに置いて本を読んでいました。すると向かいに座っていた男の人がク
ッキーに手を伸ばし、一枚食べ出しました。彼は彼女に微笑みかけました。彼女
は気持ち悪くなりましたが、無視してクッキーに手を伸ばし一枚食べました。彼
も手を伸ばし、またクッキーを一枚食べました。彼女の心境は非常に腹立たしく
なりましたが、何も言わずにクッキーを食べました。

 最後の一枚になったとき、彼はその一枚に手を伸ばしあの微笑を浮かべながら
二つに割って半分を彼女に差し出しました。そして、丁寧にお辞儀をして立ち去
って行きました。

 彼女は彼を追いかけて怒りをぶつけようとしました。その時、飛行機のアナウ
ンスが入り、気を取り戻し読んでいた本をバックにしまおうとした時、バックの
中には自分のクッキーが有りました。彼のクッキーを食べていたのです。

 彼の心の「おおらかさ」と「親切」には私たちの想像を越えるものがあります。
 私だったどうしてたでしょうか。                by yasu