凡蔵 閉店

新たらしく香房が営業してます。
この記事は、閉店の凡蔵のことです。

広島市西区井口明神2-1-19
広島市内にありながら、店内は香川県の飛び地である。さぬきらしい、し
 っかりとしたうどんを食べさせてくれる店だ。当然、ざるを食べたが、エ
 ッジは立っておらず、表面がツルツルしてちょっと柔らかい。しかし、見
 た目に美しく、口腔で魚がぴちぴちするように、麺が逃げ回る。広島市内
 では随分さぬきらしい、しっかりしたうどんだ。しかし、僕的にはもう少
 し塩分量が多いほうが良いのでは?と思った。親父さんに話をしてみると
 「茹で足りないと塩分が抜けないんだ。キチンと茹でたら塩分は抜けるん
 だよ。」との回答だった。なるほど。香川のうどんは塩分が多いと思って
 いたが、そういう意味では茹で足りなかったのか。だけどそうすると、僕
 の好みは茹で足りない、レアな麺だということになるな。レアの方が小麦
 の味と香りが引き立つし、触感も良いと思うのだ。その辺を踏まえて、レ
 ア・ミディアム・ウエルダンで茹で加減を調節してもらえると嬉しいのだ
 が、うどん店でそれは無理というものだろう。なお、香川ではダシの旨い
 店というのが少ないが、ここのダシはあっさりかつ味しっかり。卓上に天
 カスが置いてあり、店内は清潔だ。ちょっと残念なのが、ぶっかけの上に
 カニカマがのっていたり、ざるうどんの上に海苔がのっていたこと、デフ
 ォルトの薬味に生姜がないこと。生姜は言えば出してくれるようだが、や
 はりうどんには生姜が付きものだと思う。竹輪の天ぷらを出したり、醤油
 豆、おでん、バラ寿司があったり(したと思う)、現地ムードむんむんな
 のだから、ここはぜひ頑張ってほしい。なお、店の人は親父さんを含め、
 とても気持ちの良い方々ばかりだった。近所に住んでいるならば、ぜひ通
 いたい店である。また、息子さんが「僕は『山内』のうどんが一番です。」
 と言っておられたのが印象的。おいおい、親父さんのうどんじゃないのか
 い?(笑)                      (00.02)
             ‥‥‥‥シャオヘイ拝‥‥‥‥