安藤ちの家計再生プログラムその後

安藤ちの家計再生プログラムの参謀兼総司令官であるところの安藤妻は次のよう
 に語った(安藤は我が家(我が部隊)では一兵卒なのであります)。

 「家計再生のためには、単に家計簿をつけるだけでなく、費目ごとにある程度の
 予算をたて、それにそって生活してみて、あわなければ予算をまた修正する、と
 いう作業を繰り返すことが必要です。また、予算を立てるためには、家計の流れ
 を把握する必要があります。これが、家計についての戦略です」

 「その上で、例えば本を読みたいときはまず図書館で借りる、手元にほしいとき
 は、古本屋やオークションで探す、新刊でないとだめなら金券ショップで安く
 買った図書券で買う・・・といったような節約術を使って、予算内で納めるよう
 に努力していくわけです。これが戦術、ですね」

 安藤妻の、家計再生プログラムの戦略、戦術、実に見事であります。

 そう、給与がダウンする時代、今までと同じ暮らしをしていてはいけないのだ。

 家計再生プログラム以前「日々の生活に必要なお金を使った残り」が「貯蓄」で
 あった。プログラム開始後はそれが逆転した。「ガバッと貯蓄を取った残り」が
 「日々の生活費」となった。結果として生活費は大幅な減額となり、当然、今ま
 でのような暮らしはできない。どこをどう、どのくらい減らすか、それが安藤妻
 参謀兼総司令官の立てた戦略だ。

 生活費即ち衣食住のうち、衣にかかる部分、これは安藤ちについて言えば、これ
 までほとんど金をかけていなかったので、固定費に近く削るのは困難だ。住にか
 かる部分は全くの固定費で削ることはできない。家賃を節約するために安いとこ
 ろに借り換えるなんてのは現実的ではない(安藤ちは全額自腹賃貸)。

 となると、削ることができるのは食にかかる部分となる。日々の食費である。安
 藤が担当する部門である。大幅減となったのは食費だ。戦術をみがかなくては。

 働き盛りの夫婦二人と伸び盛りの子供一人の三人家族の一ヶ月の食費として適正
 な支出はいくらだろうか。ちょっと調査してみて驚いた。

 
 な、な、な、なんと、安藤と同じような家族構成で3万円〜4万円が一番多い。

 う〜〜ん、なんてこった。安藤ちの食費はおそらく10万円を超えていたぞ。削
 りに削って7万円か。それにしても、高い方から10%ってところか。しかし考
 えてみてほしい。↑のアンケートの対象は安藤ちよりももっと若い家族である。
 30前後の亭主と専業主婦に子供・・・きっと亭主はいい車がほしい、パチンコ
 もしたいだろうし、煙草も吸うかもしれない。だけど、手取りは少ない。当然食
 費が圧迫されるだろう。もしかしたら、朝はパンとインスタントコーヒーだけ、
 妻の昼食はインスタントラーメン。カレーを大量に作り、3日くらいはカレー三
 昧かもしれない。一方、安藤に物欲はなく、ギャンブルもしないし、煙草も吸わ
 ない。安藤妻もそうだ。

 昼食だって毎日きちんとしたものをつくっている。レトルトやインスタントを妻
 や子に食べさせることは決してしない。この量と質を維持しなくてはならない。

 譲りに譲って月7万円の食費ということで、参謀兼総司令官の安藤妻と一兵卒の
 安藤は合意に至った。これで朝昼夕食の全てを賄わなければならない。もちろ
 ん、デザートや酒も含まれる。そのうち1万円は予備費。十日ごとに二万円、つ
 まり一日二千円の予算だ。

 三人分の朝昼夕を手抜き無くやるには一日二千円はけっこうキビシイ。考えてみ
 てほしい、夫婦二人が昼食を外でとれば千五百円は飛ぶし、コンビニでサンドイ
 ッチと飲み物を買っても四百円は飛ぶのだ。外食なんてとんでもない。二千円で
 三人分の朝昼夕を手抜き無くやっているのだ。自分をほめてやりたいくらいだ。

 一番しわ寄せをくったのは安藤の昼食費だろう。外食ができなくなった。昼飯は
 家の残り物を食うに限る。幸い安藤ちの冷蔵庫にはおいしい残り物が豊富にある。
 もし昼食に六百円くらいかかると、残りは千四百円。ビールを一本買えば、残り
 は千二百円。グラム三百円の牛肉を四百gほどしか買えない。そう、外食は敵だ。

 それにしても、やはりすごいのは月3万円〜4万円でやっている専業主婦の方で
 あろうなぁ。


 安藤トロワー@会社勤めをしながら家事もこなす兼業主夫♂(ああ忙しい)