王城恋太の「広島うどん屋探訪」-40-

「広島セルフうどんの雄」 −たかもりー

 とうとう40回を迎えました(パチパチッ)。いやー長く書いたものですねえ。
 我ながらこんなに続くとは思いませんでした(笑)
 年間6回ですから、6年と4回目です。。
 恋太今年も京都のランニング大会の「うどんエイド」という参加者だけが食べら
 れる「手打ちうどんの屋台」やってきました。
 今年で5年目、毎年参加してます。前日から25kgのうどん粉の水回し・踏
 み・団子とうどんの製作。当日はかけ出汁の製作、
 うどんの製麺作業とかなりのハードなうどん屋台ですが、勉強になることも多く
 毎年参加です(笑)。総勢10人でやってます。

 さて、今回の「広島うどん屋」探訪ですが、40回の特別編?で「たかもり」の
 再登場です。(2002年に書いてます)
 「たかもり」といえばうどん好きな方なら、ほほーーっ、「たかもり」ですな!
 と脳裏に映像が出てくるはずですね(笑)
 広島のセルフうどんの初期から、現在でも広島うどんを引っ張っている「広島セ
 ルフうどんの雄」です。
 今、中区小町近辺はうどんの激戦区です。ちょっと前の「剛麺」の時もそう書き
 ましたが、平日のお昼は早くお昼食べようと
 サラリーマンの方々がうどん屋を訪れています。この近くには平和大通りから国
 道2号線までの間に、総勢7店があります。
 どこの店も混んでますね、しかし「たかもり」にはかないません!!!!
 平日のお昼、お店の外に必ず10人くらいが並んで待ってます。本日土曜日に
 行って来ましたが入口すぐまで並んでました。
 しかも時刻は13時!。なんでしょうね?この人をひきつける「たかもり」うど
 んとは???

 まずは「たかもり」の場所から、中区国泰寺2丁目2−28になります。国道2
 号線沿いで広島市役所南側、東に100m
 マンションの1Fにあります。平日朝は9時ぐらいには表のシャッターが開いて
 て、お店の方が開店準備しています。
 開店は11時15分。ココから2時間強、14時には閉店です。13時30分く
 らいには麺切れになるのでは??
 片付けが済むとシャッターが降りてちょっとうどん屋には見えません!(カンバ
 ンはありますが)。
 そういや幟も立ってませんねえ(笑)。

 では入ってみましょう。平日ならまずは店の外に並ぶ事になります(笑)。これ
 じゃお昼休みに間に合わないよー!!
 って、大丈夫!列はどんどん進んで行きますから。。店の入口では店主が一生懸
 命製麺作業しています。
 中に入るとまずは、うどんの注文!
 「熱いのですか?冷たいのですか?」「量は」と問われます。
 熱いのは暖め直したうどんを意味します、冷たいのは締めたうどんをそのままで
 皿に乗って出てきます。
 うどんの量は小・中・大とあり、小が260円。中が300円。じゃあ大は??
 「正解!!340円」です。(サイズが上がるごとに40円上がります)
 暖かいうどんを頼むと「あつ・あつ」になりますが「ひや・あつ」を食べたい時
 はどうするの??
 「そのまま、中」って頼むと締めたうどんをそのまま丼に入れて出してくれます。
 (冷たいのはいわゆる「ぶっかけうどん」になり、値段が上がりますのでご注意
 を。。)
 うどんをもらうと横に流れて天ぷら等のトッピングを取ります。天ぷらは「かき
 揚」が100円で一番高く
 安い物は70円から。。恋太は「えび天」が好きかなあ(笑)。
 最後に清算と出汁かけ。「そのまま大」に「えび天」取って430円です。
 かけ出汁はコックひねって出します、熱いのでご注意を。。ショウガはこの横に
 あります。

 ここからがうどん人の常識が問われるところ。席は壁側にカウンター席、4人掛
 席が4しかありません。
 もちろん相席になります。コレを素直に受け入れられないと「たかもり」には行
 けません。
 空いてる席で、チャチャっと食べて、食べ終えたら食器返して早々に出ましょう
 ね!。
 さあ本日のうどんの出来は???

 まずなんといっても「たかもり」の特徴は麺にあります!ここの麺はなんと言っ
 たらいいかなあ。。
 「吸い付くような」「ムニュムニュとした」「やわらかい中にコシが。。」こん
 な表現が出てきます。
 恋太の表現は「しなる柳の様なコシ」といったところでしょうか?まずは数本食
 べて見てください、

  ・なんでしょうこのムニュっとした食感は
  ・口の中で張り付く様なムッチリとした麺が
  ・噛むと押し返してくる心地いいコシ!がなんともたまりません!!
  ・喉を通る時の感覚もまた心地いいものがあります。

 「たかもり」のうどんは軟体系のうどんに属しますが、食べる人みんなを楽しま
 せてくれます。
 このうどんを作り出す大将に一度聞いてみたことがあります。大将曰く
 「隠すことはなーんも無い!、聞かれれば何でも答えますよ!」と
 ではという事で恋太もいくつか質問してみましたが、全部答えてくれました(笑)
 作り方はなーんも変わりません!しかしながら大将のみ知ってる加水率、茹で方
 /時間、茹であがった麺の締め方
 ここにあの魔法のうどんを作り出す秘密があると思うのですが。。。(笑)

 次に、かけ出汁はいわゆる「シンプル薄味」です。あのうどんを殺さない様にあ
 の濃さなんでしょうね。
 ほんと、ごくごく飲み干せちゃいます。(という事でタンクから取り過ぎないで
 ね!)
 イリコ・昆布・カツオの実にバランスのいい「かけ出汁」です。

 もちろんトッピングも自家製天ぷらです。「でっかいかぼちゃの天ぷら」「ちく
 天」「かき揚げ」
 どれも美味そうですが、恋太はここではつい「えび天」を取っちゃう(えび天だ
 けは仕入れてる?)。
 えび天を出汁に沈めてほぐれる頃に食べると、出汁を吸ってまた旨さ倍増です
 (ジュルッ!!)

 食べてるお客さんも無言で黙々と食べてます、しかし皆顔が微笑んでる!この笑
 顔で美味さが伝わってきます。
 「麺」「出汁」「天ぷら」この三位一体の「たかもりうどん」が皆さんに愛され
 ているんでしょうね。

 食べ終え、食器を返し店を出るとき、打ち場を振り返ると、ちょっと強面の大将が
 「有難うございました!」と挨拶されました。
 いやー、今日も美味しいうどん喰ったーっ!と心晴れ晴れ、昼からの仕事に向か
 うのでした。。

追伸
 「たかもり」ではお持ち帰りうどんができます。恋太は買った事がないのです
 が、友人「モンガーさんの」
 のHP「広島E級日記」に写真付きで載ってます。こちらも美味しそう。。
 11月から少し値上がりのようです。

 「たかもり」中区国泰寺町2丁目2−28 TEL:082-246-9433
  〔休〕日曜・祝日 〔P〕2台 〔営〕11:15〜14:00 

「かけうどん(小)」260円 「ひやうどん(小)」280円 天ぷら70円〜