弥山(みせん)の七不思議

先日、宮島の牡蠣まつりに出かけた。宮島へは何度もでかけているが、私自身
 いままで弥山へ登ったことがなかった。今回、初めて弥山へ登ったのでその
 報告を兼ねて紹介する。厳島神社の裏、消防署先から宮島ロープウェイの無料
 バスが約20分間隔で運行されているが、ここは歩いてロープウェイ乗場まで
 歩いて行こう。まず最初に紅葉谷駅から榧谷駅までは8名乗りのゴンドラタイ
 プで一分間隔で運転されていて所要時間は約10分、榧谷駅から終点の獅子岩駅
 へは交走式の30名乗りのロープウェイだ。紅葉シーズンはロープウェイは長蛇
 の列らしいが今のシーズンはほとんど待つことはない。景色がきれいなのは言
 うまでもないが、ゴンドラタイプに乗るときは進行方向に背を向けて座るのが
 いい。さて、獅子岩駅では食べ物は持ち歩いてはいけない。それは、ここに生
 息するサルがえさをねらっているのである。私たちが登った時にはサルは別の
 場所へ移動していていなかったのは幸いだった。駅の側にある大きな岩が獅子
 岩で広島市内はもちろんのこと周りの島がよく見える。所々にいろいろな島の
 方向に向いたのぞき穴がある。そこには○○島と書いてあり、あの島は何かな
 とわからない時は覗いてみよう。

 弥山の頂上はここから歩いて30分くらいかかるが、ここで霊峰弥山の七不思議
 を紹介しよう。(1)消えずの火は約1,200年間、絶える事なく燃え続けて
 いる不滅の霊火。(2)錫杖の梅は弘法大師がたてかけた錫杖が根をはり八重紅
 梅が咲く。(山内に不吉な兆しがあるときは咲かないといわれる。)(3)曼荼
 羅岩は弘法大師が石面に梵字(ぼんじ)と真字で「三世諸仏天照大神宮正八幡
 三所三千七百余神云々」と刻まれた数十畳の大岩。(4)干満の岩は直径10cm
 位の穴に水があり、満潮、干潮に合わせてその水が増減し、塩分も含まれて
 いるといわれる不思議な岩。(5)しぐれ桜は晴天の日でも、しぐれのように露
 がおちていた桜。(現在は枯れて無い。)(6)龍灯の杉は旧正月初旬の夜、海
 面に多くの灯火が現れる。これを龍灯と言う。最もよく見える大杉を「龍灯
 の杉」と言われた。(現在は枯れて無い。)(7)拍子木の音は人のいないとこ
 ろに深夜拍子木の音が響いてこるので、これは山に住む天狗の仕業だと伝え
 られている。 実際はいろいろ見て歩くとずいぶん時間がかかるので余裕をも
 って登ることである。不思議な弥山へ是非あなたも登ってみよう。

■宮島ロープウェイ
http://miyajima-ropeway.info/ 運賃:往復1,800円