熊本県にお住まいのニッケしゃんの「広島の旅」で思ったことや気付い
 たことを二回に分けて紹介させて頂きます。
 まず第1回目は「瀬戸内しまなみ海道」〜「帝釈峡」です。

広島の旅

 今回の旅の目的は2つあった。1つは瀬戸内しまなみ海道を渡ること。もう
 1つは帝釈峡の雄橋を見ることである。それで、いつもなら熊本から広島へ
 行くのに関門橋を渡って山口経由となるのを、敢えて佐賀関(大分)から三
 崎(愛媛)へフェリーで渡り四国を経由して行くことにした。

 せっかく瀬戸内しまなみ海道へ行くのだったら瀬戸内海を跨ぐ橋の上を歩い
 てみたいと思う。でも瀬戸内しまなみ海道は一旦、今治ICに入ってしまう
 と歩道を歩くことはできなくなると聞いている。まずはサイクリングターミ
 ナル「サンライズ糸山」を目指す必要がある。ところが今回、めったに行か
 ない四国を経由するということもあり、途中「佐田岬」や「道後温泉」に立
 ち寄ってしまった。それにサンライズ糸山の場所もなかなか分からなかった。
 やっとのことで目的地に辿り着いた時には夕方5時近くになっていた。こう
 なるともう2人の幼児を抱えて橋を歩くのは躊躇われる。勿論、因島水軍城
 の見学も諦めるしかない。今回は橋を車で渡るだけとなってしまった。それ
 でも始めて見る瀬戸内しまなみ海道は感動ものだった。途中、有料道路を降
 りて島内の一般道路を走ることになるが、時間があればゆっくりと観光した
 いものだ。ここを再訪する時にはなるべく早い時間に着くようにしたい。

 尾道側へ渡ってしまったら、翌日早朝に帝釈峡を見学するため、福山からR
 182を東城町まで走る。R182は想像していたより走りやすい道路だっ
 た。目的地は道の駅「遊YOUさろん東城」である。初日目の夜は、ここで
 車中泊となる。遊YOUさろん東城は夜間に照明が消えた。駐車場の照明は
 無い方が良い気もするが、トイレまで消えてしまい夜間に用を足す時に不便
 であった。

 翌朝、6時半に道の駅に設置してある木のテーブルで朝食を摂ることにした
 が持ってきたガスストーブが壊れておりコーヒーを沸かすことができなかっ
 た。仕方なく自動販売機のコーヒーでの朝食となる。朝食を終えると早速、
 帝釈峡を目指す。道の駅から帝釈峡までは迷うこともなく、すんなりと駐車
 場まで行けた。8時半過ぎであったがレンタサイクルの店のおばさんが声を
 掛けてくる。雄橋まで歩いて20分くらいと聞いていたので、そのまま歩い
 て行くと左側に別の駐車場が見えてきた。そこに馬車があった。馬車の方へ
 歩いて行くとおじさんが声を掛けてくる。どうやら馬に餌をやってるところ
 を子供達に見せたいらしい。せっかくなので馬車に乗れるか聞いてみた。大
 丈夫とのことで、ここから雄橋までの片道は馬車で行くことにする。馬車に
 揺られながら遊歩道を進んで行くと右側に古いトイレと屋根付きの休憩所が
 見えてくる。馬車のおじさんの話しによると昔はそこがキャンプ場だったら
 しくこの季節には利用客がたくさん居たそうである。今はスコラ高原ができ
 たので、ここを利用する客は居なくなったとのこと。ちなみに今でもこのキ
 ャンプ場を利用することは可能なのかを聞いてみたら別に問題ないらしい。
 無料みたいだしここは穴場だと思った。小さな橋を渡って、キャンプ場の跡
 (?)を通り過ぎると雄橋が見えてきた。おじさんは、秋の紅葉の時期が一
 番きれいだから再度ここに来るようにと勧めてくれる。但し、シーズンだと
 駐車場に9時前には到着しないと車を停めることができないと教えてくれる。
 雄橋に到着するとおじさんは来た道を引き返していった。

 いよいよ、目の前が雄橋である。私は、雄橋は下に川が流れていてその下を
 通過することはできないと思っていた。実際には本当に巨大な岩が橋になっ
 ていて遊歩道が下を通っている。強引に登れば渡ることも可能(?)なよう
 である。これはすごい。遠路はるばるやって来た価値があるというものであ
 る。しばらくその辺で記念撮影を行い、遊歩道を歩いて戻った。遊歩道の途
 中に白雲洞がある。未だ時間もあるし、見学することにした。中は11度し
 かないらしい。入り口の階段を登り始めるとすぐに洞内から冷気が吹き降ろ
 してくる。確かに中は寒い。規模は小さいが入ったことの無い方は1度入っ
 てみる価値はあると思う。

 帝釈峡を出ると案内板に「庄原」とある。確か庄原には日本ピラミッドがあ
 る筈である。そんなに遠くなさそうだし行ってみることにする。すぐに「日
 本ピラミッド」の案内板を見つけることができたので、その通りに車を走ら
 せる。しかし、かなり狭い道になり「入山禁止」の看板を見つけ、これ以上
 入ってはいけないと解釈し引き返す。結局、今回は辿り着けないままとなる。
 あとで聞いた話しだが「入山禁止」の看板は山の持ち主が中の松茸等を勝手
 に採取したりゴミを捨てたりしないように警告してるだけとのこと。

 再度、帝釈峡近くまで引き返すと「スコラ高原」の案内板を発見した。早速
 寄ってみることにする。ここには、いろいろと施設があるようだ。私が一番
 に目に付いたのは「帝釈の湯」である。料金も400円らしいので入湯する
 ことにする。ここは温泉ではないが、タオル以外は全て備え付けてあり有り
 難い。ここで旅の疲れを癒すと道の駅「遊YOUさろん東城」まで戻り昼食
 を摂る。比婆牛のステーキでも食べようかと思ったら値段が高かったのでサ
 ービスランチで我慢する。