瀬戸内海ラブ・スト−リ−

今日は広島に関する本の紹介です。東区図書館では郷土の本のコーナーに有り
 ました。お近くの図書館にも有ると思います。あなたもこの本を参考に広島へ
 旅してみませんか。
 紹介文章は著者村上桜子さんからの物です。
 までご感想をお寄せ下さい。

■「はじめてのひとり旅−瀬戸内海ラブ・スト−リ−」
 「はじめてのひとり旅−瀬戸内海ラブ・スト−リ−」は、忘れがたい人の故郷・
 瀬戸内を訪ねるという、遠い日の約束をふと思い出し実行した旅をもとに、誰も
 が旅の途中で抱く、けれど言葉にしにくい「思い」や、昔ある人に伝えたかった
 「思い」というような心の軌跡を、つぶやくように書いた紀行エッセイです。
 岩国・宮島・広島・因島・尾道・福山・・・海があり、お城があり、古い物が大
 切に保存されている瀬戸内のまちの風景の中を、ひとりで、とりとめもなく考え
 事をしながら、細い路地に迷い込み、愛想のいい猫と話し込んだりしていると・
 ・・仕事や思い出に疲れ傷ついていた心がふうわりと癒されていくのでした。
 自分で計画を立てて、自分の足で歩き回るひとり旅の楽しさ。観光名所でもない、
 写真にも残らない、経験したことや考えたり思ったり感じたりした形のないもの
 が、旅の楽しさや思い出や自分への本当のお土産になる・・・その時に読んでい
 た本や聞いていた音楽が、自分の中でほんのひと色、今までと違う色彩を帯びる
 ように。「・・・あなたが生まれ育った町、見ているだろう景色、見にきてよか
 った。」日常生活からほんの少しだけ離れたささやかな旅の魅力と大切さを、瀬
 戸内のまちは教えてくれたように思います。        村上 桜子