香房(かぼう)

 広島市西区井口明神2-1-19 TEL:082-276-1388
 11:00-14:30(土日祝-14:45) 17:45-20:45 不定休 P有
 
 昼(かけ400円、きつね575円、湯だめ470円、醤油520円、カレー530円、
  かき揚げ天680円、海老天735円、海老天カレー880円、ざる470円、
  かしわ天ざる650円、ぶっかけ530円、かしわ天ぶっかけ710円、
  天ざる830円、讃岐富士ぶっかけ895円、中盛+80円、大盛+105円、
  コロッケ+105円、半熟玉子天+155円、海老天350円、むすび105円、
  いなり105円、ばら寿司210円)、
 
 夜(地鶏焼鳥丼920円、地鶏親子丼895円、玉子丼850円、ご飯大盛+150円)、
  瓶ビール470円、焼酎420円~

 讃岐うどんの専門店「凡蔵」が、昼は讃岐うどん、夜は地鶏丼の店「香房」
 としてリニューアルした。それに伴い、小麦粉を讃岐の夢2000に変えたとのこと。
 最近御無沙汰だったが、久しぶりに訪れてみた。
 
 メニューも一新され、人気のちく天がなくなっている。夜は地鶏丼を出している
 くらいだから、鶏肉が旨いんだろうなと思ったら、チョイスはかしわ天ざるか
 かしわ天ぶっかけのどちらかになる。僕はかしわ天ざるをお願いした。
 艶やかにのたうつざるうどんの脇に揚げ立ての鶏天が5個も添えられる。
 色の薄いツユと、薬味は青ネギ、生姜、白胡麻。それとうどんの上にレモンの
 櫛切りがあった。僕は最期まで必要性を感じなかったので、使わなかったけれど。
 うどんをそのままで食べてみると、おっ、ねっとりと吸い付くような表面感覚で、
 咽喉に直進する。それを待て待てと噛み締めると、中心部に糸一本ほどの芯がある
 ような、しっかりとしたコシが感じられた。ツユを付けなくても、そのままで食べ
 られるくらい小麦の風味が良くて、なるほど、ツユが薄くなったのは、この小麦粉
 の風味を味わってもらいたいからだなと理解した。
 
 麺線の長さは様々だが、概ね長いので、一本ずつ引きずり出して、一本ずつ食べる
 のがお勧め。麺を噛み切るような無作法はNGだ。ツユに浸けて食べると、なるほど
 ね、うどんの味を下支えするようなツユだ。ぶっかけにするには弱いように思うが、
 ざるうどんで食べるには不満がなかった。かしわ天は皮を除いた胸肉の部位かな。
 胸肉なのでしっかり大きめにカットされており、内側に肉汁を保っている。ツユに
 浸して食べるとよりさっぱりするが、そのままでも油っぽくはないし、下味も
 きっちり付いている。胸肉の場合は、大きめのまま揚げたほうがやはり旨いなと
 感じた。鶏肉そのものの味は、やはりモモ肉を食べてみないと何とも言えないが、
 胸肉でもパサついた感じはなく、肉の味が濃い割には臭みも硬さも感じることなく、
 上々ではないかと感じた。モモ肉はやはり夜の焼鳥丼や親子丼で出すのだろうか。
 
 サービスは破綻なく回っており、厨房内には親父さんと息子さんの姿が見えた。
 客もどんどん訪れており、僕が食べ終わる少し前に、讃岐富士ぶっかけという、
 この店で最も高いうどんメニューを頼んだ人がいて、どんな料理が出てくるんだろ?
 ワクワクと思っていたが、その料理が出てくる前に僕が食べ終わってしまい、
 次々に客が入ってくるから、食べ終わったらすぐに席を立たなければならなかった。

 僕の予想では、かしわ天&海老天かな。そこへかき揚げでも入ればかなりお得なの
 だけど。一度食べてみたいが、次は醤油うどん辺りを食べてみたい。
 
 そうそう、それとこの店では増量が安価で中盛だと+80円、大盛でも+105円となって
 いるが、デフォルトが小盛という意味ではないので留意のこと。
 近くに座った客の声が聞こえたんだけど「ん?中盛と大盛があるということは、
 これって小盛なんだ。だったら俺、中盛にしよ」と言っていた。
 大食いな人なら大丈夫だろうが、例えば僕なら中盛はちょっと厳しい。
 大盛になるとよほど体調がよくないと無理と思う。 (09.06)