RENGE(れんげ)

http://hamanet.jp/kaishoku/detail.aspx?txtKshopcd=2875

 広島県広島市安佐南区西原8-36-4 TEL:082-871-8720

       17:00-20:00/月休(祝の場合は火休)/P有

 かけうどん450円、わかめうどん560円、ゴボウ天うどん580円、天ぷらうどん680円、
 肉うどん690円、梅わかしわうどん790円、ぶっかけうどん550円、
 かしわ天ぶっかけ730円、ざるうどん600円、天ざるうどん830円、
 カレーうどん(夜のみ)790円、大盛+100円、大根おろし+50円、ちくわ天150円、
 ゴボウ天180円、かしわ天290円、天盛り(小)360円、おむすび110円、
 大豆むすび130円、ランチセット(平日のみ)200or250円、瓶ビール500円

 西原の少し判りにくい場所にある店だ。駐車場が店の前に一台分しかないように見え
 るが、裏手にも4台停めることができるので留意のこと。事前情報では「乃きや」出
 身で、かけうどんが旨いとのことだった。かけうどんとは面白いなと思ったので、シ
 ンプルなかけうどんと土日祝限定の大豆むすびをお願いした。
 
 また、土日祝のみおでんを始めたと書いてあったので、大根のおでんを一つ取った。
 うどんのツユで炊いたという大根は、薄い狐色に染まっていて添えてあるのは
 芥子のみ。「乃きや」の流儀であれば、香川の味噌おでんだが、おそらくツユに
 自信があるから味噌で汚したくないのだろう。大根はさっくりとして瑞々しく、薄
 味だけどしっかりダシが染みている。これはまるで大根のお浸しだ。大根にツユを
 染み込ませて、素材とツユの味で食べさせる料理。それにしてもここまでクリアに
 するならば、練り物由来の油が邪魔に感じられるほど。僕は途中から卓上の柚子七
 味を振って食べた。そして、おでんを食べ終わった頃にうどんが運ばれてきた。
 
 丼に艶やかなうどんを入れ、薄い色のツユを張り、青ネギを散らしただけの端正な
 うどん。とろろ昆布もなければ、天カスすらもない。いや、天カスは別添えなので、
 加えたければ加えることができる。しかし僕はこのツユに油脂は不要と感じた。
 色合いだけでなく、極めてクリアな味わいのツユで、岩清水を飲むようなすっきり
 感でありながら、うどんをきっちり食べさせる力がある。これはすごいツユを出し
 てきたものだと感心させられた。ベースは何だろう。昆布、煮干し、鯖節かな?
 それにしても水出しでもしたかのようにクリアだ。
 
 麺はもっちりして、かけうどんなのにコシがある。麺の表面に少しでも水分が多い
 と、食べた時にツユが薄いと感じるはずだが、それを感じさせないよう調整してあ
 るのはさすが。麺とツユだけでバランスしている見事なかけうどんだった。
 これだけ完成度が高いと、天カスが入り込む余地はない。まるで我が身の不摂生を
 試されているような、舌のクリアさを試されているようなうどんだった。
 
 サービスは朗らかで愛想が良い。特に店主らしき男性の目配りは素晴らしかった。
 これはぜひ再訪して他のうどんも食べてみたい。かけうどん一杯でこれだけ感動さ
 せられたのは初めてではないか。
 まだ、かけうどんを一杯食べただけだが、星4つに限りなく近い星3つ。
 次回はおそらく星4つに修正するだろう。 (11.02)